言葉すら着飾って
2人で組み立てた日を あなたは覚えていますか
いつからか1人で組み立てて 支えが無くなった
倒れそうな横板を支えてくれたよね
丸いつぼつぼから見えたのは あなたの手でした
出会った頃はまだ葭戸だったのに
今ではもう障子に変わった吉野棚
柄杓を上手くかけれなかった僕は
声すら君に上手くかけれなかったな
この想いは円意棚
未完成なのさ3本足
そんな言葉は便利だな
完成してるのさ諦めは
この想いは更好棚
更に好きになっていくよ
大事なのは行動だな
すぐ走って追いかけるよ
棗を置くのと一緒に
気持ちも置いていけないかい
柄杓を飾るのと一緒に
心も飾れられないかい
飾ったままで去っていく
そんな時も偶にはいいのかな
こんな自分を棚に上げながら
解説
茶道で用いる棚にインスピレーションを受けて制作。便利だな、であったり、行動だなといったところは棚という部分にかけているように思えるが、〜だなであれば何でも通じるので、もう少し捻りが欲しいところか。
ただこれを作ったときは、これしかないという感じを持ちました。